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2020年より始動した“はさがけ”をシンボルに新潟県新発田市より発信するこだわり農業

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無農薬に挑戦!

2021/5/29




最近の米作りでは、
『減農薬』栽培も増えてきました。
文字通り、通常よりも農薬を控えて
栽培する方法です。

仙次郎では、今年さらなる上に挑むべく、
一部の田んぼだけ、
完全無農薬にチャレンジします!

農薬には、「除草」を目的にしたものと、
「害虫対策」を目的にしたものの
大きく分けて2種類があります。
草が育つと、稲が成長するための栄養を
吸われることで、稲株が細くなり
収穫量に影響します。
虫は、稲を食べてしまうものや
米の品質を下げてしまうものがいるので、
予防をしています。

農薬を使わずに栽培するということは、
「草」と「虫」との戦いです!!


「無農薬栽培」の最初の戦いは草でした。

田植えを終えて、1週間。
まだ目で確認できるような
草は生えていませんが、
根がちょろっとだけ伸びた種を
取っていきます。


使った道具は、「中野式除草機」です。
栃木県の無農薬栽培をしている先輩方が
作っている除草機を持って、
とろとろの田んぼの中を
一歩ずつ歩きます。

稲の株と株の間を除草機を
シャカシャカしながら進むだけ。
すると、土がかき混ぜられて、
黒い小さな種が水面に浮いてくる!
それを編みで掬っていきます。
条間(縦列)と株間(横列)の
どちらも行います。



8~9畝ほどの田んぼなのですが、
丸々1日田んぼの中を歩きました。
すっかりへとへとです。
たくさん草が生えたら悲しいなー。
収穫までドキドキです。