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2020年より始動した“はさがけ”をシンボルに新潟県新発田市より発信するこだわり農業

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HALLOWEEN 2022 - メイキング篇

2022/10/28

2022年もハロウィンライトアップがスタートしました!
こちらでは本編では伝えきれなかったメイキング篇をお届けします!


去年のハロウィンはインパクト大で、私たちとしても印象が強く残っているのですが
可愛らしいポップな雰囲気の仕上がりだったので、今年はがらりと変えたいなと。

『おどろおどろしいハロウィン』がメインテーマでした!
*他では怪しいハロウィンと書きましたが、本当は、、、↑↑


着想の最初は、街で出会った立体のかぼちゃ。
「今年は、立体的なオブジェにしたい!」と
“魅せる農家”の活動担当者がなにやら置物を持ってきたことから立体のオブジェで計画がスタート。

最初は、はさがけよりも前に大きな3体の「かぼちゃ」「おばけ」「こうもり」をデザインしていたのだが
脱穀に時間が取られ、3週間での完成は絶望的。


だったら、“はさがけ農家”らしく
仙次郎流のはさがけアートにしようぜ。ってことになりデザイン変更!
はさがけをベースにオブジェを作ることにしました。

はさがけを使うとなると、前列は6台。
中心から左右対象にするには、オブジェは4台必要で、
『おどろおどろしいハロウィン』にするには、可愛さ排除。ということで
怪しいフォルムの木を2体つくります。


“魅せる農家”の着手前には、いつからか手書きの“図面”が出現。
図面と呼べる代物ではないんだけど、
みんなのイメージを固める大事な役割を果たすから、みんな“図面”と呼んでいる笑



何度か顔を書き直して、段取りを話し合い、
ようやくと現場作業へ移ります。



朝、6時にはさがけに集合。
まずはコーヒーを飲みながら作戦会議。




“図面”はあくまでイメージだから
実際にはさがけのどのあたりに何が来るのか。サイズはどのくらいか。など
作業の段取りをつけるのに話し合い、さらに全員のイメージを重ねていきます。

概ね、まあこんな感じだろ。まで意思疎通できたら、
いざ、取り付け作業の開始です!!!



今回は、はさがけをベースに細く割った竹を何本も取り付けて
躯体をつくっていくので、竹割作業からスタート。



完成となるシルエットをイメージしながら、
割った竹をはさがけに番線で縛り、固定していきます。


初めての立体オブジェで試行錯誤しながら、
藁をかけた時の姿を想像しながら作業し続けて、、、、、、
試しに藁をかけてみる。
*今回初めて作業風景を長回ししてみたので良ければどうぞ!




稲と違い、藁は穂先が跳ねて整わないので
麻紐で縛り、フォルムを調整することに。
整えれば、結構良さそう!!

2段のかぼちゃは、“図面”を書いた時に、
実際のかぼちゃの凹凸がなければ、雪だるまになるのでは???
という気がしたため、ちゃんとかぼちゃらしい凹凸をつけました。

だから、 本当に試行錯誤しながら、多分無駄なこともしながら
おおよその形ができて一安心。
おばけの骨組みに取り掛かる頃には、要領を掴んであっという間に完成!




残すは2体の木!!

骨組みも3、4体目ともなれば慣れたもん!
1体目はデザインに忠実に再現していきます。



想定よりも背が高い方が迫力が増すということで急遽補強を加えながら
かぼちゃとおばけとのバランスも見てシルエットを決めていく。




一番の難関なのではと思っていた木でしたが
結構あっさりとできてしまった!


続いて右側。
もう4体目。“図面”を無視して三次曲線とかにしちゃう笑



そうしたら、それを見た“魅せる農家”の活動担当が、
頭の形はグルグルにしたいと言い出して、さらにアレンジが追加され



頭がついたら、腕もグルグルにしたくなっちゃう“魅せる農家”担当、、、
撮った写真に落書きをして、わざわざ見せてくれます。



結局、一番迫力あるんじゃないの!!!???ってくらいの出来栄えに笑



骨組みが完成し、それぞれに藁をかけ、顔をつけたら、

仙次郎 “魅せる農家”史上、最高難易度の
『はさがけアート』の誕生です!!!




仕上げのライトのセッティング。
今回は、新しいカラーのライトを仕入れました!
これが過去最高に明るい!強い!ということでとても愉しみ。


さて、夜を待つ。


作業をひと段落終えて、片付けをしたあと
月岡に戻ると、、

なんと、遠くからでもはっきりとオレンジと電球の明滅が見える!!!




想像を超える迫力に、自分たちでも驚き!笑
無事完成を迎えました。